ゆめみの読書記録

目指せ年間50冊!読んだ本の記録を取っていきます。

くまモンの生みの親!?「センスは知識からはじまる」読んでみた。

こんにちは。ゆめみです。

読書記録、映えある一冊目はこちらです!

 

「センスは知識からはじまる」

著者  水野学

発売日 2014年5月25日

価格  1540円(Kindleだと1089円でした)

 

この本を読もうと思った理由は、まあ大体いつもそうなんですけど、題名が奇抜で、Kindleの試し読みで読んだ感じが面白そうだったからです。

 

とはいえこれだといつも同じになってしまうのでさらに突っ込むと、この著者の方、実はくまモンの生みの親で、

くまモンが実はガチガチの理論から生み出されていたと言うのが面白いなと思い、読んでみることにしました。

(この記事の中ではくまモンの誕生秘話には触れないので、気になる方は本を手に取って下さい。)

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https://kumamon-official.jp/kiji0031653/index.html

 

さてここから、私が心を動かされたフレーズを2つピックアップして紹介していきたい思います。

 

「センスとは知識の集積である。これが僕の考えです。」

題名とも似ていますが、この著者の思いがこの一文に表れていると思います。

センスって知識なんですね。前に別のところで、お医者さんとか占い師さんって、たくさんの人を見てその中で得られた知見をもとに判断を下しているという話を聞いたことがあったので、そう言う話とも繋がって個人的にはすごく納得のいく言葉でした。

スポーツでもなんでも、はじめての事って上手くいかなくて、自分ってセンスないのかな〜と思いがちなのですが(特に周りが経験者だったりすると)、それは知識が足りないからで、諦めずに知識を得る努力をすれば、後からでもセンスは身につくのだと勇気が出ました。

 

「普通こそ、センスのいい/悪いを測ることができる唯一の道具なのです。」

これも言われて目から鱗でした。今まで良いものさえ見ていれば、センスが良いか悪いか分かると思っていたのですが、

基準を「良い」ではなく「普通」とすることにより、良いものは普通のものと比べてどこがどう優れているのかが分かるようになり、その結果「良いもの」というくくりの中でも、これは○○という点に優れているという具体的なことが分かるようになるのだと学びました。

特に芸術やスポーツのように、数値化が難しいものは、この「普通」というバランス感覚を自分の中で大事にしていきたいと思いました。

 

最後に、センスって先天的なものだと思ってたんですけど、知識を得ることで後天的にも身につけられるのだという自信を、この本を通じて得ることが出来ました。

なりたい自分を作るのは自分、と言うことで、これからもいろんな本を読んで知識を吸収して、センスのある自分になっていきたいなと思います!