コロナ禍を生き残る「脳からストレスを消す技術」読んでみた
こんにちは。ゆめみです。
緊急事態宣言が発令されて家にこもる日々が続き、なんとなく前よりもやる気が出なかったり、なんとなく前よりも気持ちが上がらなかったり、そう感じることはないでしょうか。
筆者はバリバリあって、そのせいか最近読書よりもYouTube見たりといった時間が増えてました。
例えばペットが死んでしまったりといった明確な心当たりがある訳では無いのですが、何となくこれストレスが原因かなと思ったので、解消する手がかりがつかめればと思い、この本を読んでみました。
結構具体的な解決策も紹介されていたので、筆者と同じようになんとなくストレスを感じてる人にもおすすめの一冊です。
「脳からストレスを消す技術」
著者: 有田秀穂
出版日:2012年9月10日
価格: 726円(Kindle 630円)
Kindleより
さてこの本の中から印象に残っているフレーズを2つ紹介していきたいと思います。
セロトニンを高める秘訣は「太陽の光」と「リズム運動」
このセロトニンというのは、脳全体のバランスを整え「平常心」をもたらす働きをしていて、ずばりこのセロトニン神経を鍛えればストレスに強くなることができます。
どうすれば鍛えられるかというと、一つ目は分かりやすいですね。太陽の光に当たるとと良いので、散歩や日光浴などをすると良さそうです。
二つ目のリズム運動は、例えばジョギングであったり、あとはご飯を食べる時のあの噛む動作もリズム運動に含まれます。なので朝ごはんをしっかり食べたり、軽い運動をすることがとっても良いみたいです。
考えてみると最近全部疎かになっていたなぁと思います。だからセロトニン神経が弱ってしまって、ストレスを感じやすくなっていたのかもしれないなと自分で思います。反省。
「顔で笑って心で泣いて」 この言葉は、人間がすばらしい能力を持っていることを物語っています。
これって日常的に行われていますが、改めて考えるとすごいですね、人間って。
人の心って時には見たまま、聞いたままではないこともありますが、それでも相手の気持ちを思いやって真意に辿り着くことが出来ることはとても素敵だと思います。
なぜこの本の中でこの話が出たかというと、このように相手の気持ちを読み取るのはおでこのあたりに位置する、前頭前野という場所で行われていて、ここが先程のセロトニン神経と大きく関わっているからです。
ここを鍛えるとストレスにも強くなりますし、人の気持ちに共感出来て優しくもなれるんですね。早速先程の日光浴やジョギングを実践してみたくなりました。
余談ですがこの「顔で笑って心で泣いて」ってフレーズ、いろんな曲の歌詞で使われてるイメージですよね。ちなみに筆者がこの言葉を聞いて一番最初に思い浮かんだのはBABYMETALのメギツネでした。笑
最後に、筆者は去年まで学生だったので割とストレスとは無縁な日々を送っていたのですが、社会人になってからなんとなくストレスが増えた気がします。まあちょうどコロナ禍と重なってしまったっていうのもありますが。
今のこのコロナ禍でのストレスというのは、全世代の方に共通してあると思います。そしてそんな中必要なのは、ストレスに対する強さと他者への思いやりではないでしょうか。この二つを手に入れるためにも、こんな時代だからこそこの本を手に取ってみてはいかがでしょうか。